色黒な人は色白になれる?
肌が白い女性は、清潔感があり、可愛らしい印象がありますよね。
日本には、古くから肌の白さは美しさの基準として確立されており、「色の白いは七難隠す」なんて言葉もあるほどです。
多くの女性が目指す美白ですが、中には「どうせ私は地黒だし…」「スポーツで焼けちゃうから美白なんて夢のまた夢!」なんて、諦めている人も。
確かに、世界的にみると白人や黒人、黄色人種などさまざまな肌の色を持つ人がいますね。
例えば、黒人の人が医学や科学の力を借りず、いきなり白人のように肌を白くするのは現状不可能でしょう。
黄色人種の日本人の中にも、生まれた時から肌の色が白い人もいれば、それほど白くないという人がいるのも事実です。
しかし、肌が黒く焼ける原因となる「メラニン」の生成をできる限り抑え、肌に透明感をもたらすことで、今よりもっと美白になることは誰にだってできますよ!
今回は、美白を諦めている色黒さんのための美白講座をお届けします。
色黒でも美白を目指したい!お手入れのコツは?
色黒さんや、日焼けにより肌が黒くなりやすい人は、皮膚内部で「メラニン」を生成しやすい人と言えます。
そのため、生まれ持っての色白さんよりはお手入れやケアも入念にすることが必要。そのためのコツは主に次の3つです。
まずは、紫外線を浴びない生活を心がけることが大事。色白さんに比べてメラニンを生成しやすい色黒さんは、より徹底した紫外線対策を心がけて。
1年中日焼け止めを使用するのはもちろんのこと、特に紫外線量の多い3月~7月にかけては、屋内にいても窓ガラスやカーテンをすり抜けてしまう可能性があるため、油断は大敵。
また、日焼け止めだけでなく、サングラスや帽子、日傘、アームカバーなどのサンカットアイテムも活用して360度隙の無い対策をしてください。
肌のトーンを明るくするためには、くすみを除去することも大切。
汚れや古い角質をきちんと落とせば、その後のスキンケアアイテムや美白美容液の効果も高まります。
毎日の正しい洗顔の他に、週1、2回はスクラブ洗顔やピーリングで気になるくすみを優しく落としてあげてください。
ピーリング後は肌が乾燥しやすくなるため、保湿ケアも念入りに。
日ごろのお手入れでは、肌の透明感をアップさせることを大切にしましょう。
ポイントは保湿。
肌の内部が水分で満たされた状態になると、潤いにより透明感と明るさが現れ、それだけで肌色は違って見えます。
朝晩のスキンケアでは化粧水をたっぷり使って保湿し、その後乳液やクリームなどで水分を逃さないよう蓋をしてあげましょう。
また、美白美容液でメラニンの活動を抑制するのも効果的。
あまり高価なものを買う必要はありませんが、有効成分として、トラネキサム酸やハイドロキノン、コウジ酸、ビタミンC誘導体、アルブチンなどが配合されていると良いでしょう。
スペシャルケアとしてシートマスクやコットンパックをするのもおすすめ!
体の中からも美白生活
スキンケアだけでなく食生活でも美白を心がけましょう。
美白に良い成分を多く取り入れることで、より美白効果が期待できます。
ビタミンCを多く含む柑橘類やパセリ、ケール、キウイ、ブロッコリーなどはもちろん、アーモンドなどに多く含まれるビタミンEも効果的。
さらに、トマトに含まれるリコピンは、メラニンの分泌を抑制する効果や日焼け防止効果があるので、積極的に食べると良いでしょう。
徹底的なケアで白肌をゲット!
いかがでしたか?
生まれつきの白肌さんでなくても、ケア次第で美白を目指すことはもちろん可能です。
お手入れや日ごろの生活にちょっとしたコツが必要ですが、さほど難しいことではありませんよ。
今まで美白を諦めていた人も、きっと色白透明肌をゲットするために、今日から始めてみてはいかがですか?